2006年のゴンちゃん

最近のゴンちゃん

2011年10月11日

亡くなる４日前、10月2日の午後、のんびり過ごしているゴンちゃんです。
優しい顔で、本当に気持ち良さそうに眠っていたので画像を撮りました。

ゴンちゃんがいなくなり、5日が経ちました。もう何年も長い間逢っていないような気がします。
今でもパパママには家の中にはゴンちゃんが見えます、、、何時もと同じように。
使っていた食器、家中落ちているごんちゃんの毛、甘えたような匂いの残る毛布、、、毎日毎日涙は止まりません。
パパは亡くなる日の10月6日の朝も何時もと同じように、ゴンちゃん行ってくるよ！とイヌの頭に頬擦りしました。
甘えたような良い甘い匂いがしました。あまり可愛いのでその日はもう一度繰り返しました。
尻尾を2回振ってくれ、湿った暖かなお鼻を頬に押しつけてくれました。今日も元気だと確認して仕事に出かけます。
ママは何時もと同じようご飯を作りワンワンせがまれ、ペロリと全て食べたそうです。
何時もと同じように昼間をのんびりと過ごし、少し早めの夕飯も完食。もっと欲しそうにしていたそうです。
何時もと同じにオシッコ、ウンチをしてママは良い子だね〜と何時もと同じように褒めてあげたそうです。
夕方涼しくなり、ママにお散歩いく？と声を掛けられ、何時もの様にお散歩にいきました。
家の段差を上手に歩き、楽しそうに出かけたそうです。

そして家を出てから20mほど、一瞬立ち止まり、戻る気になったのか、一歩方向転換した時、崩れるように倒れたそうです。
ママが声を掛けて抱きかかえますが、既に意識も無く一瞬で亡くなったようでした。
ママから携帯に着信があったのは16時38分でした。ゴンちゃんが死んじゃった！！！と。

とにかく仕事を切り上げ直ぐに家に戻りました。まだ暖かかったけど、間に合いませんでした。
大好きな毛布の上に横たわるゴンちゃんを何回も何回も大きな声で呼んで、揺すったりしましたが、反応はありませんでした。
ゴンちゃんはいつもと同じ優しい顔で横たわっているだけでした。ゆっくりと寝ているようにしか見えませんでした。

あまりにもの急なことで、受け入れることはできませんでした。
大きな病気をして、大きな手術と痛みに耐え、3ヶ月。少しずつ快方に向かっていたので、15才の誕生日を迎えられると喜んでいた時でした。
少しずつ年老いていくゴンちゃん、嫌でも生きる為には病院通いが必要となっていましたが、
ゴンちゃんが一生懸命やってくれたのがよく解ります。

そんなゴンちゃんを見るたびに、愛おしくなり、何時かはお別れする時がくるんだと、考えたくない事を頭を過ぎることもありました。
そしてそれが、ゴンちゃんが苦しむのを見ながら看取るなんてことがなければ良いなと、、、、

ゴンちゃんの最後はご飯もいっぱい食べて、もっともっと頂戴とせがみ、楽しくお散歩に出かけた直後の事でした。
パパママは驚かせられましたが、ゴンちゃん自身は辛い時間もほとんど無かったと思います。それはそれで良かったとも思っています。
あと2日で15才という年齢も充分頑張って長生きしてくれたとも思っています。でも、もっともっと一緒にいたかったです。
本当に良い子でした。家族の会話が解る子でした。雰囲気も敏感に感じ取る子でした。いろんな所に一緒に旅行にも行きました。
楽しい思い出を一杯作ってくれました。多くの方々にもいっぱい可愛がってもらいました。

大切な大切な可愛い可愛い家族を失って号泣する毎日ですが、パパママはとにかく、今まで頑張って生きてくれ、
楽しい時間、楽しい思い出を一杯残してくれたそんなゴンちゃんに感謝をしなくてはいけないんだと思っています。
でも、もっともっと可愛いゴンちゃんに側にいて欲しかったです。

最後にゴンちゃんを可愛がってくれた皆様にゴンちゃんに代わってお礼申し上げます。
ゴンちゃんはこれからは私たちパパママの心のなかで永遠に良い子で生きていくことになっております。

三日後の夜、パパの夢のなかで、ゴンちゃんはゆっくりと動き出しました。
パパはゴンちゃんに、どう？と聞きました。ゴンちゃんは、うん、良くなったよ。と言ってくれました。

2011年10月6日

先ほど、１７時、大好きなお散歩中、急に倒れてお星になりました。
後２日で１５歳の誕生日を祝う予定でしたが、残念です。
いままでゴンちゃんを愛して下さった皆様、ありがとうございました。

2011年9月19日

３月には震災があり、ゴンちゃんのお家も揺れました、幸い大きな被害もありませんでしたが、
しばらくは東京で生活、ようやく落ち着きお家に戻ってきました。
５月に入り、何となく食欲もなく、６月には息が苦しそうに、、、心配ないよとパパママは何度も思い込みますが
やはり徐々に苦しそうに、、、やはりゴンちゃんの様子がおかしいので、病院へ行きます。
抱きかかえた瞬間急激に呼吸困難となり、今日、お別れかと悲しくなりました、、
なんとか病院に到着、検査してもらうと左の肺がまったく機能していなくすべて腫瘍と胸水でした。
できることも既にないとのことで、先生の判断でとりあえず胸水を大量に抜いてもらい
なんとか呼吸は普通に出来るようになり帰宅します。ゴンちゃんは楽になったのか、
元気な時と同じように歩き回る事が出来るようになり、ご飯も美味しく食べられるようになりました。

しかし、パパママは絶望します、、、なんとか助けられないかと病院の先生に相談に乗ってもらいます。
可能性を信じて東京の大きな病院を紹介してもらい７月４日に受診しました。

受け持ち医はS先生、主治医はN先生、残された体力も無いとの判断で、翌日の手術と決まりました。
パパママは心配ですが、お願いするしかありませんでした。入院に向かうゴンちゃんの後ろ姿、忘れられません。
そして翌日全身麻酔下で開胸、腫瘍摘出術をしていただきました、出血も多く、輸血もすることに、、、
翌日、集中治療室で、ぐったりしているゴンちゃんに助かったという安堵感と元気になるのか心配に、、、
術後２日の面会です。